CASE
症例紹介
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歯周病治療
フラップ手術(オープン・フラップ・デブライドメント)
BEFORE
AFTER
治療内容 上顎前歯に6mmを超える歯周ポケットあった歯周病の患者様です。5mm以上の歯周組織の破壊があると、歯周病の進行度4段階中のステージ3とされています。
歯周病を止めるためには歯の表面の細菌の塊(細菌性プラーク)を掃除する必要があります。歯肉を開くと、血を吸って黒くなった歯石があり、細菌が出す毒素と免疫反応で骨が溶けています。原因となる汚染物を除去し、縫合しています。見た目の割に術後の痛みが少ないのが、この処置の特徴です。
処置部位は6mmを超える深いポケットが多く存在しましたが、1年後、全て健全な深さの3mmになっており、進行を止め、歯周病のコントロールができています。
汚れを取り除くことができれば、基本的に歯周病は止まります。そのため、歯肉の下の根の清掃ができるかが、治療の成功を左右します。いわゆるクリーニングのみでは、5mmを超えたポケットを持つ歯の清掃成功率は10%以下とされており、このような外科処置が必要になる場合が多いです。治療期間・治療回数 施術1日 (フォローアップ 1ヶ月) 1回
治療費用 保険治療の価格に準ずる リスク・副作用 治癒不全、歯の動揺、知覚過敏、歯肉退縮
治療前
清掃前
清掃後
治療後