CASE

  1. エムドゲインと骨補填材を用いた歯周組織再生療法

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      BEFORE

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      AFTER

    治療内容 右上の1番前の歯(右側上顎中切歯)のポケットが深く、歯肉から膿が出ていました。少しでも可能性があれば歯を残したい、とご希望されましたので歯周組織再生療法を計画しました。歯周病による骨破壊と判断し、根の表面を清掃し細菌による汚染を除きました。骨の再生を行うために、エムドゲイン、骨補填材を設置しています。前歯ですので、見た目が悪くならないように生体材料の選択をしています。術後1月で上顎中切歯の歯肉が周囲と同じピンク色になり、炎症が落ち着いているのがわかります。半年後、歯周ポケットは健全とされる3mmになりました。

    深いポケットはメンテナンスだけでは治癒せず、外科治療を行わないと歯周病をコントロールできない場合があります。今回のように歯周病で根の先まで骨が溶けているような場合には、外科治療をおこなって初めて保存できる場合も多いです。
    治療期間・治療回数 施術1日 (フォローアップ 3ヶ月) 1回
    治療費用 ¥169,400 (税込)
    リスク・副作用 腫脹、疼痛、術後感染、歯の動揺、歯肉退縮にともなう知覚過敏

    治療前

    歯石除去

    左隣の歯と比較して大きく骨が溶けていた

    1か月後

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