CASE
症例紹介
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歯周病治療
エムドゲインを応用した歯肉移植・根面被覆
BEFORE
AFTER
治療内容 歯の根の部分は歯肉によって覆われていますが、その本来歯肉の位置より、歯肉が下がってしまうことがあります。これを歯肉退縮といい、原因は歯肉が薄いこと、歯を磨く力が強すぎること、であるとされています。
写真の患者様は歯肉退縮としては軽度ですが、予防の意味をこめて治療をお勧めいたしました。上顎の内側の歯肉を移植し、歯肉を引き上げて本来の歯肉を回復させる根面被覆処置を行っています。
1年後も歯肉が厚く安定しており、歯肉退縮を防げていることが分かります。
近年の追跡調査によって、一度下がった歯肉は、さらに下がり、歯根が露出して歯が長くなっていくことが分かっています。そのようにして露出した歯根は歯ブラシによって削れていき、知覚過敏になってしまうこともあります。この負のループを食い止めるために、上顎の内側の歯肉を移植し、本来の歯肉を回復させる処置が有効です。治療期間・治療回数 施術1日 (フォローアップ 1ヶ月) 1回
治療費用 ¥88,000 (税込) リスク・副作用 疼痛、腫脹、術後出血、歯根が完全に覆えないことがある、歯根露出が治療前より悪化することがある 治療前
治療前